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2014-05-20 (Tue)


先日の秦クンのTwitter。

坂道のアポロン原作者の小玉ユキさんの
"私の叔父は調律師なんですが昨日の秦基博さんのライブに使われたピアノの調律をしたらしいです。
繋がるもんだなあ" というつぶやきに
"感激です。小玉さん、是非NHKホール観に来てください!" と、マネさんが返していたね。

札幌のライブでも歌われた「アルタイル」
ジブンはそれよりも、あれが聴きたい、これもいいなぁ、なんて
贅沢なことをこの間は書いてしまったけれど。

秦クンが作る全て。一曲一曲に
それぞれの出会いや、エピソードや、色々な想いが詰まってること。

そんな、当たり前のことを忘れていたなぁと。
「アルタイル」にも目に見えない糸で繋がっている出会いがいくつもあるんだよなぁと。

とても大切なことに思い及び
ああ、ちゃんと受け止めなかったなぁ・・と
小さな後悔が胸の奥に浮かんでしまったよ。

「坂道のアポロン」のテレビ放送はかなり真剣に見ていて
毎週画面からあふれでる豊かな音の世界に胸躍らせていたのにね。


そういえば。幼い頃。
半年に一度我が家に訪れるピアノの調律師の方へほのかな憧れを抱いていたっけ。

2DKの団地の6畳間に置かれたアップライトピアノは
当時の暮らしには不釣り合いな高価で重厚な輝きを放つ存在で
それがジブンの為だけに在るということに、ちょっと、いやかなり誇らしい気持ちを抱いていた。

そのピアノの黒い衣をうやうやしく剥いでいく作業。
沢山の弦が並びそれを叩くハンマーが現れるとクラクラするほどの高揚感に包まれる。

調律の邪魔になるから近寄ってはダメだよ、と母からきつく言われても
普段は見ることのないその不思議で奥深い"姿"を見ていたくて
閉じられた襖の隙間からそっと覗いていたジブン。

ひとつひとつの音に真剣な眼差しで耳を傾ける姿。
2時間近くすべての音と語り合い"彼女"の機嫌を整えたあとは
まるで会話をするように鍵盤の上をなめらかに動く10指が魔法のように見えて。

すごいなぁ。
ピアノが新しく生まれ変わったみたい。
ワタシが弾いてもこんなココロ弾む音にはならないよ。
ピアノが嬉しそうに歌ってる。軽やかに踊ってる。
でもなんでこの人はこんなに上手いのにピアノの先生じゃないんだろ???

黒い衣装を再びそっと着せた後。
最後に乾燥剤の袋を2つ入れて調律は終了。

母がお財布から一番大きなお札を手渡す。
別に乾燥剤の袋代。小さいお札が何枚もお財布から取りだされる。
調律代ってそんなにするんだー。
それほどこの作業はすごい仕事なんだー。

あの時の光景を鮮やかに思い出したよ。

その後ピアノは様々な理由で手放さざるを得なくなってしまったけれど
(大人になったらいつか防音設備の部屋にピアノとエレクトーンとオーディオと・・
楽器を沢山揃えたいなぁという夢は結局叶えられそうにないなぁ・・)

調律師の方の崇高な後ろ姿はずっとジブンのココロに焼き付いている。

きっと。小玉ユキさんの叔父さまも。
そんな後ろ姿を持つ素敵な方なんだろうね。
そして、そういう方々にささえられて、秦クンのライブは成立する。

秦クンの日記で時々ライブのことが書いてあるけれど
集まったファンよりもまず先にスタッフさんへの感謝を綴っていることがあって
「なんでファンが先じゃーないのかなぁ。スタッフは身内なんだから後になるものじゃない?」と
どこかしっくりしない気持ちが残ってしまったのだけれど。

きっと秦クンはあの後ろ姿を見ている。
同じように真剣に作業をする沢山の後ろ姿も見ている。

秦クンを支える様々な役割を担っている方が大勢いる。
そのうちの誰かひとりでも欠けてしまったら
私たちはチケットを手にしてもライブを観ることが出来ないかもしれない。
だから秦クンは真っ先にスタッフさん達へ意識が向いてしまうんだろうね。

秦クンらしいなぁ。なんてね。
それでいいや。なんてね。

幼い頃見た調律師の方と、会ったこともない小玉ユキさんの叔父さまの姿が
どこかダブって見えてくるような、そんな気持ちになりました。

次のライブのピアノは、どなたが調律してくださるのかなぁ。
大事に、その音も、歌も、受け止めようと思っています。

マネさん。
大事なことを思い出させてくれてありがとうございます。

そして。明々後日。
秋田にそっとお邪魔させて頂きます。
こんなジブンですがよろしくお願いします。




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| ♪秦 基博 | COM(2) |
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