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2011-10-01 (Sat)
夢の切れ端を引きずりながら目覚めた朝。

まだリアルに残る手触り。
背中に戦慄が走りザワザワと鳥肌が立つ。

追いかけられていた。
大きな刀を持った男の人に。

追いかけられる意味も、その男の人のグラリ傾いた感情も
至極もっともなことだと分かっていたから
やっぱりね。こうなるはずだよね。と、
どこか冷静な頭で部屋の窓から飛び出し、細い路地をするすると逃げきろうとしていた。

なんでこんな夢を見たんだろう?

昨夜立て続けに見たYoutubeの映像から沸き起こった感情が
夢の中で新たな物語を紡いでしまったのかな。

その感情を胸の奥でころがしながら
ザワザワが収まるのを待つ。

すると。
あ。思い出した。

昨日から突然気になりだした「元・SMILEのボーカル 浅田信一」さん。

この人。
中学の時に憧れていたY先輩に似てるんだ。
顔つきや雰囲気がなんだかすごく似てるんだ。

そうかそうか。
そういう繋がりもあったんだ。

その頃の景色や感情が一気に蘇る。


Y先輩。
当時学校で一番有名な人だったと思う。

俗にいう不良。ヤンキー。

ケンカが強い上に、甘いマスクのカッコ良さ。
先生も一目置く存在。
登下校の時などは、常に2~3人の女子がまとわりついていた。
その周囲に男子が何人もたむろっていて
彼を中心にいつもその世界は回っているようだった。

最初は「毎日女子を引き連れてハーレム状態だね」なんて
遠くから見ているだけだった。

ちょっとカッコイイけどさ。
なんて、意識下に好意がちらついているのは気づかないふりをして。


2年に進級しクラス替えが終わった春のある日。
教室を出た廊下の窓から、小さな中庭を何気なくぽーっと眺めていると
その中庭を挟んだむこうにある3年の教室の窓から、ひょこっと例のY先輩が顔を出した。

そしてワタシの顔を見つけると
「おーい!おまえ、〇〇の妹だろ!?」と突然窓越しに声をかけてきたのだ。

そう。
ワタシにはひとつ年上の兄がいて、
その兄とY先輩は3年で同じクラスになっていたのだ。

けれど。
兄は野球と勉強だけの真面目少年。
兄とヤンキーY先輩が仲良く話しをする図が全く想像つかなかった。
それになんでワタシが「〇〇の妹」だと知っているのだろう?
どう応えてよいのか、あいまいな笑顔を浮かべていると

「オイ!〇〇!お前の妹がいるぞ!」と、Y先輩は兄を窓際に引っ張ってきた。

意外にも仲がよさげに2人は肩を組みだす。
兄も嬉しそうな笑顔をY先輩に向けている。
その時のY先輩の無邪気でやわらかな表情。

「思っていたよりも、いい人なのかも」

その日から、Y先輩に対する感情が少しずつ変わっていった。

休み時間になると、廊下の窓からさりげなく向こう側の教室をみつめるのが日課になった。
3回に2回の割合で、Y先輩もひょっこり顔を出す。

「おー!!〇〇の妹!!今日も元気かー!?」
「おー!!天気いいなー。どっか行きたくなるなぁ!」

他愛のない会話だけれど、そんな小さなやりとりがとてつもなく嬉しかった。
普段は小憎たらしい兄だが、この時ばかりは「〇〇の妹」で良かったとしみじみ思った。

登下校で、廊下で、体育館で、偶然顔を合わせると
「おー!〇〇の妹ー!」と必ず笑顔で声をかけてくれるY先輩。
そばにいる友達に「こいつ、〇〇の妹なんだぜ」と紹介?なんかもしてくれる(笑)

「へぇー!」と一緒にちょっかいを出してくるのは男子。
女子は「なによ、この子?」という冷めた視線。


そんなある日の放課後。
「〇〇!ちょっときて!」
3年女子の先輩が呼んでいると「呼び出し」がかかった。
いつもY先輩の横についているあの彼女だ。

呼び出しに来たのは小学校低学年の頃からとても仲が良かった子。
彼女は中1の終わりごろから急速に変化していき
2年になると3年の先輩女子の後ろをまるでヤクザの舎弟のような忠実さでついて歩くようになってしまっていた。

「あんなに仲が良かったのに。まるで知らない他人のようにワタシを見るんだ・・」

女子の先輩に呼び出されるのは、正直どこかで予測していた。
(Y先輩のこと以外にも、ワタシ自身ヤンキーかぶれの生意気な少女だったせいもある 笑)

不思議と呼ばれたことに怖さはちっとも感じなかった。
逆に「絶対やられてたまるもんか」というメラメラとした負けん気が頭を持ち上げていた。

仲の良かった友達が「とうとう3年めのパシリになってんだ」
という哀しさとむなしさの方がずっと強かった。

つるまなきゃ大きな顔できないなんて
ヤンキーの先輩の後ろ盾がないとツッパれないなんて
カッコ悪くないかい? ねぇ、〇子。。。


しんとした放課後の廊下を、かつての友達に先導されながらのそのそと歩いていくと
突き当りの女子トイレの前で、3年女子が数人だらんとした表情でワタシを待っていた。

「ちょっときな」
グイと背中を押されトイレ内へと連れて行かれる。

「あんたさ、最近生意気なんだよね」
そうすごまれても、アドレナリンが急上昇しているワタシはちっとも怖くなかった。

それに、なんだかんだと言いがかりをつけても
つまるところ、Y先輩とワタシが仲良く話しをするのが気に入らない、それが一番の理由だろうし
「〇〇の妹」ゆえ、ちょっとやりずらいよなぁという部分もチラリ透けて見えていたからだ。

そうして。
大仰に呼び出されトイレへと連れ込まれたワタシは
結局全くの無傷で無事に解放された。

女子先輩の最後尾をうねった目つきで仲の良かった友達が歩いていく。
その後ろ姿に思わずつぶやいた。

「あほらしい」


だが。
その日を境に、Y先輩はあの教室の窓から顔をほとんど出さなくなってしまった。

忠犬ハチ公よろしく、休み時間の度に廊下の窓から顔を出すワタシは
「やっぱりこの間のことが関係あるのかなー」と日々哀しみが募っていった。

そして。
登下校時でもY先輩の姿が見えなくなった。

学校自体に来なくなってしまったのだ。

どうしたんだろう?
何があったんだろう?

兄ならもしや事情を知っているかも?と思ってはみたものの
「なんでお前がYに興味があるんだ?」なんて突っ込まれたら困ってしまうし

他に聞く当てもなく(3年女子に聞こうか?笑)
ほんのわずかな望みを繋ぎながら
廊下の窓から向こうの教室をぼんやりと見つめることしか出来なかった。

それからしばらくして。
他校の生徒と乱闘騒ぎを起こし、Y先輩は△△中学へ強制転校させられたと風の噂で知る。

そうか。
そうなんだ。
やっぱりなぁ。
ケンカしちゃったんだ。

でも、なんだか、諦めきれない。
何を諦めきれないのか、分からないけれど。

自分でも定かではない「諦めきれなさ」に戸惑う。
それに、Y先輩はただただ「〇〇の妹」としてワタシを構ってくれていただけで
それ以上の感情は持ち合わせていないはずなのだ。

だけど。
諦めきれない感情。

だから。
手紙を書いた。

何をどう綴ったのか、今ではすっかり忘却の彼方だが
13才なりの感性と、13才なりの言葉で、思いのたけを書きなぐったはずだ。

小さなプレゼントに手紙を添えて
ある日の放課後、Y先輩の家へと向かった。

いて欲しいけど。
いて欲しくない。

会いたいけれど。
会ったら何を言えばいいんだろう。


結局。
何度呼び鈴を鳴らしても、Y先輩はおろか家族の方も出てこなかった。

そっとポストにプレゼントと手紙を入れる。

とにかく。
伝えたから。
ありがとう。と、さよなら。は、伝えたから。


あれから一度もY先輩の姿を見ることはなかった。



懐かしいな。
あの時の感情。取り巻く景色。

それがなぜか、浅田信一さんと少しずつ重なっていく。


某巨大ネットフリー百科事典(笑)による、浅田信一のプロフィールには、こう書かれている。

・中学校の時からかなりのやんちゃぶりを発揮していて、リーダー的存在だった。
・両親の離婚に伴い、祖母のもとで育てられる。
 やんちゃだった彼がバンドを組んだきっかけも
 幼い頃に別れた母親にバンドで有名になれば会えるかもしれない、という思いからだった。
 SMILEデビュー当初の楽曲には、その背景が垣間見えるものが多い。


浅田さん。

ヤンキーだったらしい(笑)

なるほどなぁ。

女子は不良系に結構憧れてしまうものなのです(笑)



余談。

高校に入学してから付き合いだした彼氏もバリバリの不良(笑)
彼も中学の時、強制転校させられた経験があり、当時は保護観もついていた。
両親が離婚して叔父さん夫婦に育てられていた。

でも。暗い部分は一切感じさせなかった。
めちゃくちゃ人懐っこくて笑顔があったかくて。それでいて泣き虫で。
不良のくせに?読書の量がハンパなく、難しい言葉をたくさん知っていた。
音楽も大好きでギターを弾きながら時々友達とライブハウスで唄っていた。
スタジオで練習したりライブチケットを売ったりするそばに、いつもずっと一緒にいた。
ワタシがピアノを弾くとニコニコと喜んで聴いてくれた。

そうそう。
彼と付き合い始めの頃。
2年の先輩女子数人に、またもや呼び出された(笑)
「アンタ、〇〇と付き合ってんだって?」
その先輩の中に、彼のことが好きな人がいたらしい(笑)

その後も、なんだかんだと呼び出されることが結構あったなぁ。
ホントに目つきが悪く生意気なヤツだったんだと思う(笑)


あぁ。
長々と思い出を語ってしまった(笑)

昨夜はずーっと浅田さんのYoutubeを見ていたせいかなぁ。
浅田さんの不良っぽさ(そこがカッコイイんだけど)が、色んな記憶を引き出してしまうんだよなぁ。

それに。
久々に、Y先輩のことも思い出して
なんだか気持ちがホワンと暖かくも切なくなった。

中学時代って、いろいろあるよね。

Y先輩への片思いが終結した後のワタシは
しばらくは封印していたほどの真っ黒に塗りつぶした中学生活へと落ちてしまったのだけどね(笑)

ホントは、ブログを始めた時に
その頃のことをいつかちゃんとまとめて書き綴りたいと思っていたんだけれど

あまりにもDeep過ぎて、いまだに書くきっかけすらつかめない。

秦クンや音楽のことをキャーキャー書いてる方がラクなんだ(笑)



うん。
最近、スキマのテレビ出演が多くて
新曲のことに関するいろんな気持ちも書きたいことがたまってるから

次はスキマのことをあれやこれや書く所存です!(笑)



秦クンは今日どこかでフリーライブとやらに出てるんだっけ?

よく分かんないや(笑)

秦クンは秦クンで頑張ってるはずだから
もうすぐ会えるその時まで、ワタシも頑張るよ。

浅田さん聴いたり(わはは)
スキマのテレビ見たり(今日もMFだ!)
思い出にちょっと浸ったり
怖い夢でぞくぞくしたりしながら

会えるのを楽しみにして日々過ごすのだ。


それにしても。
秦クンは不良の要素がゼロなのに
なんで魅かれるのかなー。不思議だなー(笑)




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